CEATEC 2004 レポート


VOL.3
 <ブルーレイ DISC について>
上の二つのロゴを見て、何かお分かりでしょうか?電機業界に詳しいかたならご存知かもしれません。
表題のブルーレイというのは左上のロゴです。

  ●Blu-ray Disc・・・・・ソニー、松下などがすすめる新DISCフォーマット
  ●HD DVD・・・・・・・・東芝、NECなどがすすめる現在のDVD発展型フォーマット

両方ともブルーレーザーを用いて、DISCに入る情報の容量を従来から飛躍的に増やしている。

で、このブルーレーザーを用いた方式で何ができるかと言うと、今のDVDでは記録しきれない容量の映画などが保存できます。これはvol.1で言ったフルHD(ハイビジョン)映像の映画がDISC1枚に入るということになります。地上波デジタルで2時間の映像を録画しようとした時にはこの新世代のフォーマットが必要となります。

このようなことから、電機メーカーにとっては所謂、ベータ vs VHS 、メモリースティック vs SDメモリーカード以上のフォーマット戦争となることは必至です。先日、ソニーがMGMという映画会社を買収という報道があったかと思います。そう!あの映画の最初にライオンが吠える会社です。

一般にフォーマット決定に大きく影響するのはアメリカ、ハリウッドの映画制作会社の支持が大きいと言われています。ソニーは自ら映画制作会社を傘下に収めることにより、フォーマットの決定を有利に進めようとの戦略ではないかと一般に言われています。

旦那が考えるに、市場経済的にはHD DVDよりBu-rayがフォーマット戦争に勝つことが経済効果が大きいと考えます。東芝(HD DVD)陣営は現在普及しているDVDとの互換性があり、DISCの製造装置なども従来のものが使えると言っていますが、映画製作会社の立場などではなければ、新しいフォーマットのほうがDISC製造装置、DISC、家庭用録画機に至るまで、
    新規の投資が必要なほうが経済効果は高いと考えます。

ちなみに旦那の場合、自宅はまだVHSです!!そろそろDVDの再生くらいはと考えてますが。。。
                     (↑自慢ではないですが。。。)

 さて、では投資家としてBlu-ray陣営が勝つと思った場合はソニー、松下の株を買う、HD DVD陣営が勝つと思ったら東芝の株を買うというのも一つだと思います。経済効果は大きいはずですからセットメーカーを買うのもいいでしょう。勝敗が決まってからでは遅いですが、今ならリスクをとってどちらかを買うというのも投資スタイルかと思います。

では、デバイスという面でも考えみると、DISCを録画、再生する機器の基幹部品は、、

  ・「OP(オプティカルピックアップ)」
  ・「信号処理を行うICチップ(デコーダーと言われるものとか)」 の二つ。
ICチップについてはフォーマット競争に勝ったメーカーがそのままICチップの主導権を握ることができると思
います。つまりチップの中身が知的財産ですので、チップを売ることによって競り勝ったメーカーは莫大な利
益を手にすることができるのです。

OPについてはどちらの陣営もブルーレーザーを用いますので、このブルーレーザーを量産できるメーカーこ
そが莫大な利益を得ることができると思います。
CEATECで担当者に質問したところ、ブルーレーザーを現在供給できるのは日亜化学との回答しか得られま
せんでした。三洋、東芝もレーザーのデバイス部品を出展はしていましたが実際のところは分かりません。

各メーカーの担当者の口が重いのは、、、旦那が推測する限りですが、、、日亜化学というのはあの特許裁
判で200億円を元社員の教授に払うか否かの裁判をしている会社です。その裁判だけでなく、青色レーザ
ーについても他社との特許裁判を行っているのは有名ですね。
例えば、豊田合成なと。。つまり技術は外に出さない方針の会社なので、次世代のブルーレーザーを日亜
以外が作れても量産して販売できるかどうかがまだ不明確なのだと思います。
さて、残念なら現在のところその日亜化学は上場していません。

あくまでも推測ですが、、日亜化学以外でブルーレーザーを作れると考えるのは

    ・三洋電機(6764)、豊田合成(7282)、ローム(6963)、シチズン電子(6892)、東芝(6502)・・・・

あくまでも推測の域です!今後の電子立国日本の産業地図を大きく決定づける要因の一つかと思います
のでエンジニア、投資家どちらの立場からも目を離すことができないテーマです。。
P社 blu-ray用 主要部品
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